2014年06月03日

鹿野邸製作(6)母屋(2)

さて、鹿野邸は今回のシーナリーで中心的なブツになるのですが、
既成品の「農家C2」を切ったり貼ったりして、

建物の外壁ライン(形状)はこんな感じに変化することになります。
0603-1-0000.jpg

具体的にはこんな感じで
0603-1-0022.jpg
0603-1-0023.jpg

凸状に増築してくっつけたりします。

まあ、平面上の増築はどうということはないのですが、
問題は屋根。

屋根には色々ありまして
64.gif
切妻はチョロいし、
寄棟もよく考えて屋根伏図を書けばどうとうことはないんですが、
問題は入母屋です。


正直、私は入母屋の屋根の建物をやったことがないので、
一体どういう構成になってるのかもよくわからない。

ということで、
まずは作ってみました。
0603-1-0001.jpg

ふむふむ
0603-1-0002.jpg
こうなっているのか

紙工作なので、多少無理やりくっつけても紙が曲がってくれるので
割となんとでもなります。
0603-1-0004.jpg

裏はガチガチに補強しました。
0603-1-0003.jpg

ただ、ひとつわかったこととして、
屋根を平面に分割したとして、
同じ平面でも「角度」いろいろありうるということです。
0603-1-0005.jpg

なんか理系の人にも相談して、

建物の間口や奥行き、それから屋根の軒高なんかの数値を基に、
屋根の形状を計算式で求められるんじゃないかと思ったんですが、
サインとかコサインとか、もしくはなんかそういう、
中学卒業程度の数学では不可能な計算が必要らしく、
絶望の果てに魔女になってしまいそうになったので諦めました。
試行錯誤でいいじゃないのさ


ということで
既成品との比較
0603-1-0006.jpg

0603-1-0007.jpg
うんうんいけるいける

ちょっとディテールを追加してみたり
0603-1-0008.jpg

0603-1-0009.jpg
すれば、なんか誤魔化し切れるんじゃないか、
そう思いました。(図工2脳)


ということで、増築部分に架ける屋根の作成に入ります。
0603-1-0010.jpg
まずは主要なパーツを切り出し

次に軒瓦部分を切り出します。
軒瓦部分は、角度とかのアレが難儀なので、
一度厚紙でいろいろ試し、ピタリと来るものを型紙にして屋根パーツを切り出します。
0603-1-0011.jpg

あとはもう、
ヤスリを掛けたりとか色々と現場合わせで調整。
0603-1-0012.jpg

ということでこんな感じに。
0603-1-0013.jpg

あとは、「冠瓦ふうの何か」を、バルサ材を切り出して作ります。
0603-1-0014.jpg

さらに鬼瓦とかもプラ板や木の棒から削りだし、
0603-1-0020.jpg

0603-1-0018.jpg

乗っけます
0603-1-0016.jpg

0603-1-0017.jpg

全部くっつけるとこんな感じ
0603-1-0019.jpg
なんか「ドズル専用ザク」みたいな趣に。

いやーでも、なんかこれアリだよね?
アリでしょ?
許容範囲内だよね??

既成品との比較
0603-1-0021.jpg

うんうんういけるいける!


「入母屋屋根のモデルづくり」
から
「うんうんいけるいける」
まで5日ほどかかりました。



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posted by 七月年幡 at 14:05| Comment(0) | シーナリー02 美梨村

鹿野邸製作(5)薬医門(1)

今度は門に着手です。

さて、一口に「門」と言っても、日本家屋には色々な門があり、
工法毎にカッコイイ名前がついています。

今回私がつくろうとしているのは、
たぶん「棟門」と呼ばれる形状の門だと思います。

ちがうかも!自信ないもん!

私が1分ぐらいかけて調べた感じではこうです。

*「棟門」
塀と合体してるやつで、門柱が左右に1本づつ。
実質的に塀が支えている。

*「四脚門(よつあしもん)」
yotuasi.jpg
「よつ」とか「あし」とかいう時点で時代的な差別用語かとドキドキしますけども
全然関係ない。
むしろこれ六本足じゃねーの?って思いますがそうじゃない。らしい。

メインの柱の両側に1本ずつ(計2本)の「足」を出して支えとする門。
これが門の両端にあるので4本脚。ということらしい。

*「腕木門」
udeki.jpg
メインの柱から腕が生えてそれで屋根を支えている。
控えの柱が後方に。

*「薬医門」
yakui.jpg
今回私がつくろうとしているのはこれらしい。
片側2本の柱で屋根を支えている。

よくみると、表側の柱が太く、
屋根の中心が太い方の柱側に偏っている。

諸説あるけども「矢食い門」が語源で、
矢属性の攻撃を無効化する効果があるらしい。


とりあえず、何かのために
バルサ板を千切りにします。
0602-001.jpg
1ミリ幅と3ミリ幅。
図工2には苦行です。


これを組み合わせて門的なパーツをつくります。
0602-002.jpg
表側(下)と裏側(上)で柱の太さが違うでしょ
薬医門だから。


これを塗ります。
0602-005.jpg
朱塗りします。

実は今回の美梨口シーナリーの重大テーマの一つが
この「朱塗り」の色合いでした。

このあと出てきますけども、
この「朱塗り」は、神社のアレではないです。

石州瓦の赤色なのです。


前回の「用瀬」で、建物の屋根を石州瓦にしましたけども、
その時は完全に「茶色」でした。
031403.jpg

世の中の石州瓦
sekishukawara.jpg
からすると、たぶんこの「茶色」が妥当なんだろうと思うんですけども、

色というのは実際には光線の加減で、
つまりお日様の様子次第で違って見えるもので、
今回のシーナリー「クソ真夏」を考慮に入れると、
本来の色合いよりも、
強烈な真夏の太陽光のせいで「白っぽく明るく輝いて見える」はずなんです。

さらに、既にご紹介した「二十世紀梨色の橋」とのバランスもあります。
シーナリー全体の色合いに統一感を持たせたい、

絵画風にしたい、という観点から、
シーナリー中の人工物の色調には統一感をもたせたい。
iro.jpg
ほら、ガンダムVersion.Kaのイラストのガンダムの青とか赤とか黄色い部分の色合いが
イラスト調の白っぽい感じになってたでしょ
ka.jpg
あんなイメージ。


というわけで、
「朱塗り」と言いながら実際の色は明るい赤、
「日に焼けて色あせた朱色」、っていうのかなあ。
0602-006.jpg

これで先ほどの門のパーツを塗り、
0602-011.jpg

乾いたらヤスリを少しかけて
0602-013.jpg


全体に、塗装が経年変化で落ちてきているような感じに・・・
0602-014.jpg
なっているかどうかは怪しい。
0602-016.jpg

やすりがけのあと
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さて、この門の素を組みあげます
0602-019.jpg
0602-020.jpg

仮の屋根を架けてみました
0602-021.jpg

0602-022.jpg

0602-023.jpg

絶対違いがわからないですが、
これで
0601-1001.jpg


0602-024.jpg
更に汚しをしてみました。

結果的には、「雑に作った粗悪なモノ」みたいになってきた気がします。
図工2なので。



さて、ついでに先ほどの赤い塗料で、
建物の屋根を少し塗っておきます。

えい
0602-007.jpg

えい
0602-010.jpg

こんな感じに!
0602-017.jpg

さらに、こんな感じに玄関部分が合体する予定
0602-018.jpg

ところでこの「薄い明るい赤」色をつくるにあたって、
最初は赤系の塗料をいくつか混ぜたりしたんですが、
何度も同じものをつくろうとすると再現性が難しくって、
いろいろ試しているうちに行き着いたのがこれ
charred.jpg
シャアザク専用塗料です

シャアザクって赤い彗星なのに
プラカラーではずっとこの色のことを「ピンク」って表現されていて
いや、シャアは赤だろうよ、って思っているんですけど
まあとにかくこのシャアザクのボディ色が
原液に何も調合しないでイメージに近い色が出るので
これにしちゃいました。

通常の3倍早く乾けばいいんですが、
それだと通常の3倍早く塗らないといけないので
やっぱりダメか、
なんてことを考えながら塗装。

ちなみに、今回の作業にかかった時間は72時間ぐらいみたいです。
jpgの撮影日時データによると…。


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posted by 七月年幡 at 12:41| Comment(0) | シーナリー02 美梨村

2014年06月02日

鹿野邸製作(4)母屋(1)

目指すはこんな感じ!
0602-999.jpg
こういうふうにできるといいなあ・・・・


ということで今日は鹿野さん家の母屋です!

元になるのはこれ
tomy-tk-nouka-c2top.jpg
0602-0002.jpg
TOMIXさんの農家C2 「真壁の塀のある近郊農家」です。


ひとまずこんな雰囲気にしたいので
0602-001.jpg
0602-002.jpg


容赦なく切り刻みます
0602-003.jpg

で、モールドされている板のラインをパテで埋めていきます。
0602-004.jpg
0602-005.jpg
0602-006.jpg

ちょっと仮組み。
0602-007.jpg

それからプラバンを切り刻んだり貼り付けたりして
こういうパーツを作り
0602-009.jpg

こんな感じに並べてみます
0602-010.jpg

うーん
0602-011.jpg
ちょっと建物の「奥行き」が物足りないかなー
もっとこう、ドスンとした奥行きが欲しいかなあ

鹿野家は、美梨村で代々、宿をやっていた家です。
美梨村は宿場町ではないので、
いわゆる本陣と言うような本格的な宿は無いのですが、
村で数少ない旅籠でした。
0602-012.jpg
明治時代に商売変えをして事業に成功し、村いちばんの分限家となりました。

今でも「いちおう」旅籠としての機能は有しています。
(現代風にうと「民宿」とか「割烹旅館」になります)
実際に客が来るかどうかは別問題ですけども


建物はそれに相応しいものにしたいのですが・・・

ちょっと、蔵や車庫と一緒に並べてみます
0602-013.jpg

0602-014.jpg

0602-015.jpg



よく見ないとわかりませんが、窓部をくりぬいてみました。
0602-016.jpg

また、よく見てもわかんないとおもいますが(笑)、
デフォルトの「障子」の位置を建物の裏側に移設しました
0602-017.jpg

0602-018.jpg



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posted by 七月年幡 at 12:35| Comment(0) | シーナリー02 美梨村

2014年05月15日

美梨川橋梁(2)

さて、橋を切ったり塗ったりしている間に、
実は別のものも貼ったり塗ったりしてました!

これです!
0515-016.jpg

そう、柱脚
なんか「橋桁」と「柱脚」をごっちゃにしていたけど、
これは柱脚なんですねー

これもまあTOMIXの市販品そのまんまですが、
いちおう上をふさいで、
それから本体もちょっとおもちゃっぽかったので
レンガっぽく塗ってみます


北海道には煉瓦の建物が今でもガンガン現役で
江別とか今でもガンガン煉瓦焼いてて
今どき煉瓦なんかどうすんの?って思いますけども
とにかく北海道民は煉瓦は見慣れているのですよ

なので煉瓦色だってチョチョイのチョイです
0515-022.jpg

ほら塗った
0515-023.jpg

そういうつもりで見ればバレバレですが
煉瓦と煉瓦の間のモルタル部分は、
橋で余った二十世紀梨色を塗ってあります
0515-024.jpg

いじる前と後
0515-025.jpg


さて、こうしてできた煉瓦の柱脚を川の中に置き!
0515-042.jpg


0515-038.jpg


橋を設置して汽車を走らせる!
0515-038.jpg
うわ・・・!
川面からの距離低すぎ・・・!?


これ絶対、水面作ったら
0515-037.jpg
水面スレスレになっちゃいますよねえ


ちょっと台風で大雨降ったら鉄橋が水没するやつだ
ほら四国とかによくある 沈下橋

そういう設計だよこれじゃ


というわけで、少し水面からの高さを確保することにしました

こうかな〜?
0515-039.jpg

それともこうかな〜?
0515-040.jpg

うーん、「絵的」にはこのぐらい無いと、
なんかこう、田舎の橋って感じしないんですけど・・・
0515-041.jpg

しかしこれだと線路が高すぎて、
レイアウト全体の線路を嵩上げして、土手上を走るようにしないとダメです

でもそうすると、踏切がまた出来なくなっちゃう!
どうする!?


ということで考えたのがこれ
0515-044.jpg

高さは確保できなくても、
柱脚を細っこくすることで
スマートに見えて
高さがあるように感じられるべさ作戦
0515-045.jpg


切断面をヤスリde奈良市、
0515-046.jpg


フタをして
0515-047.jpg

幅は2/3くらいになりました
0515-048.jpg


これで勝てる!
0515-049.jpg


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posted by 七月年幡 at 11:08| Comment(0) | シーナリー02 美梨村

美梨川橋梁(1)

いろいろと並行して作業をしています。
ノープランだからです。

いろいろ並行して作業しながら、このあとどうしようかと思案です。

さて今回は 全体像の下の方に見えている
0515-000.jpg

この橋です
0515-002.jpg

「橋」はいままで作ったことがない要素なので
(だいたいの要素は作ったことがないのですが)
どうするのかよくわかりません!


ひとまず、仮レイアウトで並べた時点では
0515-006.jpg
こんなふうに、市販のTOMIXの橋をそのままおいたので、
美梨川の川幅と全然あってないので、
ひとまず発泡スチロールを切り欠いて無理やり納めています。


が、やっぱりこれだと変だと思ったので、
まずは川幅に合わせないといけません。

って、どうするんだろう???

ということでとりあえずなんか切ってみました
0515-010.jpg

橋のプラスチック部分を切っても
0515-011.jpg
レールは繋がったままなので
つるーーーっと気持ちよくパーツが抜けます
これは気持ちいい 

ただ、切り終わったこの絵を見ると
0515-012.jpg
もう後には戻れない気持ちで胸が高鳴ります


元の色がいかにもプラッチックって感じのおもちゃみたいな色だったので
ちょっと思う所あって
0515-015.jpg
焦げ茶色に塗りました。


写真にするとあっという間ですけど、
「うーん これどうしようかなー」
とか考えている時間込みで、
今回の一番最初の写真から、ここまで4日ほど経過しています。

考えなしにやってるのと
判断の根拠となる経験がないので
どうしていいかわかんねー と呆然とする時間帯が増えてきました



それはさておき


こげ茶色がじゅうぶんに乾いたら本塗装に入ります

美梨川(つなし川)が流れる美梨村(つなし村)は
鳥取県にあり、鳥取を代表する梨の産地です。

梨にもいろいろありますが、
大別すると緑色の「青梨」と茶色の「赤梨」がありまして、
私は青梨の二十世紀が大好きです。ええ。
毎年、鳥取から箱で2,3箱お取り寄せするレベル。
とっとり農協のみなさん今年もよろしくお願いします


そんなわけで、美梨川橋梁は二十世紀梨色で塗ることにします。


全体が完成すると、おそらく大部分が野山とかになり、
数少ない人工物ということになるので、
多少ビビッドな色にしておきたいし、
「昔の風景」じゃなくて「今の風景」なので
ど田舎だってビビッドな色はあるのです

というわけで二十世紀梨色を調合。
0515-017.jpg

ちょっとだけ塗ってみる
0515-018.jpg
うわ

この後戻りできない感


やあ
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反対側もやあ
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レールが持ち手になってちょうどいいです


塗れました
0515-021.jpg


さて、ここからさらにウェザリング?ぽい何かをしようと思います
正直、よくわかりませんが、
ベタッときれいな塗装のままよりは「本物っぽくなるなにか」のはずなんですが・・・


やあ
0515-026.jpg
あ、これダメなやつだ

×「実感ぽく」
○「ただ塗るのがヘタなだけ」

こうなるパターンです
図工2にありがちな「うまく塗れないよー」系のあれ。

0515-027.jpg

<きれいな塗装が長年の風雨でヨゴレたり塗装がかすれてきている>
<あまつさえ、塗装の下地の防錆塗料まで見えてきちゃっている>

って感じにですねえ、えー、えーと
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0515-019.jpg

なんか全然塗ってないとこを発見しちゃった
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上から見た図
0515-031.jpg

あー
これ切る前は、なんかバラせるんじゃないかとおもってたら
プラッチック一体成型でした、って感じで
枕木と鉄橋の鉄、さらには内部の補強フレームが一体物だったんですよねえ

なので/\/\/\/\/\/\状のフレームが
完全に未塗装

これダメじゃね?
0515-033.jpg


というわけでダメ元で置いてみた
0515-034.jpg

あ、こう見るとそんなに悪くない
どうせ裏側から見えないし
枕木の影ができるので塗装のアラがよくわかんない感じで
自然の光(蛍光灯です)マジック!

こうして
0515-035.jpg

こうすると
0515-036.jpg

あれあれ?なんか有りじゃね?



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タグ: 美梨口
posted by 七月年幡 at 10:54| Comment(0) | シーナリー02 美梨村